女性の視点で政治を変える!②ーー「政治分野における男女共同参画推進法」成立に寄せて

2018年5月23日 19時58分 | カテゴリー: 活動報告

待ちに待った「政治分野における男女共同参画推進法」成立!!

立川駅北口ペデストリアンデッキで、「女性の視点で政治を変える!」政策を訴える、坂下かすみ。右は、応援にかけつけた、東京・生活者ネット代表委員/元豊島区議の水谷泉。5月19日

待ちに待った、「政治分野における男女共同参画推進法」が5月16日成立しました。同法に至る、当初案は、2015年に超党派議連によってまとめられましたが、伝統的家族観を重視する保守系議員らが「女性の社会進出が少子化を生んでいる面もある」などの、時代錯誤・女性の人権無視ととられかねない異論を唱えたため一時立ち往生。男女「同数」条文は、「均等」表現にまことにトーンダウンした経緯があります。
ですが、まずは「男女均等擁立」の具体化を問うべき根拠法が整備されたことを、法制を求めてきた多くの市民・研究者・超党派議員らとともに、大いに喜びたいですし、地盤・看板・かばんに加え、性別役割分業が色濃い社会背景の下、ローカルから女性の政治参画の必然性を問い、促進するべく40年をかけて拓いてきた地平をさらに広げる好機としたい、そんな決意でいっぱいです。

溯る、今年の「国際女性デー」の3月8日。衆議院議員会館を会場に、「政治分野における男女共同参画推進法」の早期成立を求める院内集会が、生活者ネットも団体賛同する「クオータ制を推進する会」(略称:Qの会)の主催で開催されたことをいま思い出しています。
昨年9月、突然の国会解散で、すでに提案されていた推進法案が廃案。改めての提出と、今度こその成立にむけて、背水の陣で臨んだ市民集会でした。当日は、300人規模の会場に、あふれんばかりにおおぜいの女性・市民らが参集、各党・参加議員から法案成立に向ける決意表明が。生活者ネットワークからは、代表委員で前都議会議員の西崎光子が登壇。地域から政治への市民参加、女性議員を増やすことを求めて継続して活動しているネットの市民政治の必要性などを意見開陳、推進法の早期成立への期待を表明した経緯があります。

国会を顧みると、衆議院議員・定数465人中、女性はわずか47人。2017年のIPU(列国議会同盟)データによる下院の女性比率では、日本は10.1%で世界193カ国中159位!といった有様です。東京の自治体では、さいわい多摩地域を中心に女性議員が増えつつありますが、じつは、ここ立川市議会はというと、28議席中・女性の議席は8議席と低迷、まだまだ男性議員の比率が高い議会です。男女が、障がい当事者や若年層が、LGBT当事者も、多様な人々が輪番しながら議会に参画したり、地域社会で発言できる、ひとり一人が民主主義のもとまちづくりの担い手として尊重されている、そんなまち立川へ! そのためにも、私・坂下かすみは、子どもの参加と意見表明、遊びや休息が権利として認められる、市民性教育や主権者教育が子ども・若者の意思で学び取れる、そんなまちづくりから始めたいと、切実に考えています。