子どもの育ち・遊びを応援する「立川市子どもの権利条例」をつくりたい!

2018年4月17日 12時15分 | カテゴリー: 活動報告

子どもの育ち・遊びを応援する「立川市子どもの権利条例」をつくりたい!

 

弁護士、楾(はんどう)大樹さんの憲法カフェ「檻の中のライオン」で。「ライオン=国家権力」「檻=憲法」、ライオンを檻に入れて縛っている、という例えを使い、憲法の条文が解説された。楾さんと坂下かすみ

1989年第44回国連総会で「子どもの権利条約」が採択され、5年後の1994年に日本も批准しました。以来四半世紀を経ましたが、日本の子どもたちをめぐる生育環境は、果たして改善されたでしょうか。虐待、いじめ、自死、貧困等々、子どもの状況は決して楽観できるものではありません。

この間、国では、1990年の「合計特殊出生率1.57ショック」を受け少子化が問題となり、少子化対策のための「エンゼルプラン」を策定。2000年に「新エンゼルプラン」、03年に「次世代育成支援対策推進法」、「少子化対策基本法」へと進め、2012年には「子ども・子育て関連3法」を制定。2016年には、「子どもの権利条約」に照らした「子どもの最善の利益」の保障を根幹におく「改正児童福祉法」が成立。近年ようやく、少子化対策一辺倒から、子育ての孤立感・負担感を取り除く保育の質確保や、子どもの育ち支援へと進める動きが方向付けられたところです。

 

子どもにやさしいまちづくりを前へ!坂下かすみは実現します

 

立川市では、2003年から子育て・子育ち支援を主眼に、立川市の「子どもの総合計画」策定に向けようと、意向調査・市民懇談会・市民委員会・子ども委員会が設置・実施され、2004年素案発表、計画策定へと進め、2005年に「子どもたちの笑顔があふれ、歓声が聞こえるまちに」を理念に掲げた「第1次 夢育て・たちかわ 子ども21プラン」が策定されました。

その理念は、第3次のプランにも生かされ、6つの施策目標が明記されました。施策目標の一つに「子どもの権利を尊重します」が明記され、子育ての視点だけでなく、子ども自身が持っている「育つ力」を支援することこそをめざしています。

「権利には必ず義務がついている」と間違った思い込みがあります。社会のルールを守ることは必然であっても、権利は義務と引き換えに付与されるものではありません。例えば、乳幼児の生きる権利に義務は必要ないのです。

 私は、スポーツや音楽を介して青少年の育ちを支援する活動、電話で子どもの話を傾聴する活動団体の運営、放課後の子どもの居場所事業のコーディネーターなどにかかわってきました。これらの活動を通して、子どもは自ら育つ力を持っていることを実感しています。幼児期や子ども時代に、身体を動かしたり、自然に触れる機会や、日々の遊びが保障されること、子ども期を通して様々な経験が可能となる環境を整備することこそが、子どもの「育つ力」を伸ばし、支援することにつながります。

私は、子ども自身の発想で自由な遊びができる「プレーパーク」(冒険遊び場)を、市民との協働で実現したい!tp願っています。そのためにも、立川市の先進的な取り組み「夢育て・たちかわ子ども21プラン」を継続して行えるように、(仮称)「立川市子どもの権利条例」を子ども・市民協働で策定することが必要です。自己肯定感を保ち、互いに尊重し合えるまちになることが、子育てしやすく、子どもがいきいきと育つことにつながると考えています。