たちまち通信 議員特権の議員年金は不用

2004年5月26日 05時51分 | カテゴリー: 活動報告

2004年5月号

 年金問題では、多数の国会議員の未納実態が明らかになり、政治家への不信感と同時に制度自体の問題と分かりにくさが浮かび上がっています。
 今回は、市議会議員の年金についてお話したいと思います。 

*市議会議員の議員年金はどうなっているか
 
 まず掛け金ですが、次のようになっています。
議員負担分  標準報酬月額(570,000円)の13%
         期末手当の額の2,5%
立川市負担分 標準報酬月額(570,00円)の10,5%

議員年金も、高齢化(受給者が増加)と議員定数の削減(納付者の減少)の影響で給付と負担のバランスが崩れ、平成15年4月から現在の負担割合になっています。
 
 市議会議員は、12年務めると、議員年金受給の資格を持つことができます。受け取る年金額を、仮に、坂下かすみが3期12年務めさせて頂いたとして計算してみると、65歳からの給付額は月額171,630円になります。
月額171,630円の算定式
標準報酬年額(6,865,200円)×(45/150)÷12

尚、4期目より、1期増えると月額約13,730円 加算、
その算定式 標準報酬年額(6,865,200円)×(3,6/150) ÷12
また、2期8年で終了した場合、退職一時金が支払われ年金受給資格は無くなります。
退職一時金4,670,568円の算定式
議員負担分掛け金総額(6,486,900円)×72/100

*議員年金は不用である 
 生活者ネットワークでは、議員特権の一つである議員年金は不用であるという立場から、国に対して議員年金廃止の要望をしてきました。やっと議員年金が議論すべき課題となってみえてきましたが、全員加入の現状の制度の中で、議員年金を議員の特権にせず、これまで市民調査や行政サービスの隙間を埋める市民事業を支援していた活動を、次のような独自の「しくみ」に整えました。それが「東京コミュニティパワーバンク」(2003年9月設立)です。
 生活者ネットワークの議員は、市民本位の政治を目指し、市民の代理人として活動しているので、その結果は市民に還元すべきであると言う考え方から、内部規定により、退職金の一部と議員年金をこの「市民バンク」へ寄付することになっています。
 この「市民バンク」の財源で、市民活動への助成や人材育成を行い、地域に必要な市民活動を広げていきたいと考えます。